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2010年11月22日 (月)

【文化】もう恐くなんてない-hold fears in your hand-

こんばんは。

5号です。

本日は、
エッセリー二ジャパンと放課後NPOアフタースクールの
共同開催プログラムをレポートいたします。

今回は、
イタリア人女性アーティストが、
世界的に有名なイタリア児童教育研究機関
レッジョ・チルドレンと考案したワークショップを
日本の幼稚園児に向けて開催してくださいました!


子どもの頃、
誰もが抱いていた”恐怖”の2文字。

ある子にとってそれは暗闇であったり、
おばけであったり、
はたまた先生であったり。
誰もが持っていた、また現在も持っている感情。

今回は人形を作ることで、
その恐怖を克服してしまおうというプログラム。


先生は、
ヨーロッパの現代アート作品『エッセリー二』の作者、
Simona Constanzo(シモーナ・コスタンツォ)氏。

内容は、
「もう恐くなんてない-hold fears in your hand-」
というタイトルのもと、
2回構成になっております。

第1回で
各自”恐いもの”の絵を描いてもらい、
第2回で
お母さんと一緒にその”恐い”を
ぬいぐるみにしてしまいます。

まずはシモーナ先生が、
自分の”恐い”を表現した数々の人形が登場!

エッセリー二ジャパンの吉田さんに
シモーナさんのイタリア語を通訳していただきます!

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こちらは、
おばけがこわかったので作ったぬいぐるみ。

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こちらは、
犬がこわかったので作ったぬいぐるみ。

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子どもたちもいろんな種類のぬいぐるみに、
にこっとした笑顔を浮かべます♪

「うわー!」「かわいいー♪」と
みんなぬいぐるみに触りたい放題。
ぬいぐるみというのは、
子ども時代に大半の子が触れる最もポピュラーなもの。
子どもたちを惹き付けるぬいぐるみの魅力♪

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その他、幼稚園の先生が恐かったから作ったぬいぐるみ。
お留守番の時が恐かったから作ったものなど様々。

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こちらはお友だちと話すことがこわかったので
作ったぬいぐるみだそう。
「犬」とか「人」など、
実際にあるものに限らず、何でもよいそうです。

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では早速先生のを参考に
恐いものの絵を描いてみましょう♪

といっても子どもたちはなんだかよく分からない様子・・・
そこでシモーナ先生が
「どんなものが恐い?おばけ?」と
優しく子どもたちに問いかけます。


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んーと何を描こうか悩み中。。。

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先生は自分で絵を描いてみせて、
「それじゃあ恐いものでもなんでもいいので
自由に描いてみて」と提案。


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するとみんな、
次々に絵を描き始めます。

こちらはお友達が何を描くのか気になっている様子♪

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子どもたちは描き始めたらとまりません。
ノンストップで描いた作品はこちら。

ずらりと並ぶ様々なキャラクター。
恐いものを描いた子から、好きなものを描いた子まで様々。


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♡。

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さかな。

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恐いものを描くのが基本ですが、
好きなものでもなんでもよし。
「子どもたちが描くものには意味がある」と先生は言います。


最後は覚えたてのイタリア語「チャオ!」で終了。

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終了後、
次の日のために一生懸命、
子どもたちの絵の型紙を先生方が作ってくださってます。
シモーナ先生のお友達であるジョバンナさんも
一生懸命手伝ってくださいました!

ありがとうございます!

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2日目shine


本日は前回子どもたちが描いた作品を、
お母さんが古着を縫ってそれをぬいぐるみにしてしまいます。

2時間縫う時間をとってありますが、
結構時間がかかるため、
来たご家庭からどんどん始めてしまいます。


各ご家庭から持参した古着を、
前回先生が作ってくださった型紙を使って、
一生懸命縫うお母様方。
横でお手伝いする子どもたち。

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お手伝いに飽きた子たちは、
部屋の隅っこで電車にテントに元気にはしゃいでおります♪

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一言で”縫う”といっても、
そう簡単に完成するわけではありません。
シモーナ先生もサポートに加わります。

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できたらこちらの綿を詰めて・・・笑

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あと少し!!

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最後は各自拾って来た石(ハート)を入れて、
そしてぬいぐるみが完成します!!!

こちらの作品は、
たぶん暗闇を

「夜寝るときの暗い部屋」を
克服するためにできたぬいぐるみ。

お絵かきをしたときから、
無意識にですが明るい色を選んでます。
暗い部屋を明るく照らしてくれる「お友だち」を作ったんだと思うと
シモーナ先生は分析しておりました。

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こっちはさかな♪

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その他ずらりと並ぶぬいぐるみの数々。
それぞれ非常に個性的なものが並びました♪

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完成したらぬいぐるみと記念撮影♪
みんな嬉しそうな表情を浮かべます♪

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最後は全員で記念撮影。

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元気に走り回る子どもたちと、
子どものために一生懸命ぬいぐるみを縫うお母様。
素敵な愛のカタチがそこにはありました。


「大切なことは”恐い”というイメージを、
ぬいぐるみというカタチあるものに表し、
それを実際に持ち続けること。
そのことに意味がある」とシモーナ先生はおっしゃっておりました。

また、
「たとえ”恐い”ものをぬいぐるみにするのでなくても、
子どもたちが描いた絵には何かしらの意味がある。
それをぬいぐるみというカタチあるものにして
持ち続けることが大切」だと教えてくれました。

カタチにならない”恐い”という感情を、
誰もが大好きなぬいぐるみというカタチにし、
それを反対に愛してしまうことで
”恐い”という感情を克服してしまう。


完成したぬいぐるみを抱え、
満面の笑みで帰っていく子どもたちを見て、
それは幼児教育に熱心なイタリアだからこそ生まれた、
本当にmolto bene(モルトベーネ=素晴らしい)発想だと
改めて感じました。


また、
親が子どものために一生懸命何かをすること。
そのこと自体にも、
親子間の愛情を深める仕掛けが含まれているそうです。


日本のおまんじゅうが大好きなシモーナ先生!
そしてエッセリー二ジャパンの吉田さん!
シモーナ先生のお友達のジョバンナさん!

素敵な機会を本当にありがとうございました!

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