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2012年3月 3日 (土)

【学び】模擬裁判②

みなさま、アフタースクール2号です。

今回は2/18(土)に続く模擬裁判第2弾。

前回は「窓ガラスを割ったのは誰だ?」を題材にみんなで
裁判に臨みました。

今回も現役の岡田弁護士と村林弁護士にご協力いただきました。

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今回は3-6年生に絞り、さらに高度な題材に臨んでもらいました。

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題して「たろう君はWiiを盗んだのか?」。

放課後NPOと弁護士のお二方で練りに練った今回のケース。
さて、どんな判決が出るのか。


まずは今回のケース説明。

「はなこさんのWiiが旅行中に盗まれた!」
はなこさんの友人、たろう君がはなこさんの家から夜、出てくる姿を
目撃されていた!現場にはたろう君の髪の毛も。しかもたろう君は
日頃からWiiを欲しがっていた・・・

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子どもたちは、今日は弁護人役か、検察官役か、はたまた裁判官役か、
思いをめぐらせながら聞き入ります。

早速メモを取っている子も。


そして前回も流しましたが、現役の裁判官と検察官からの貴重なビデオレター。
復習の意味でもう一度見てもらいました。

大人が聞いていても大変ためになる内容です。


2号が聞いていて、改めて印象に残ったのは、

【裁判官】
・我々も神様ではない。無実の人を刑務所に入れたり死刑にしたりしないよう
一生懸命やっている。
・大切な仕事のひとつに、裁判自体をスムーズに進行させるよう、弁護人や
検察官に意見を促す。


【検察官】
・我々は被害者のためにがんばっている。
・真犯人でない人を捕まえるのはやってはいけないこと。
・被害者に「ありがとうございました」と言葉をかけてもらうことが嬉しい。


【弁護人】
・捕まってしまって疑われている、孤独な被告人の唯一の味方である。
・苦労して裁判官に意見や事実を伝えたことが、被告人の疑いを晴らすこと
につながるとやってて良かったと思う。


こういう話を聞くと、それぞれがとても大切な役割を果たし、そして皆さんたくさん
勉強をして、真剣に真摯に仕事をされていることがよく伝わってきます。

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さて、この話を踏まえ、各役割を確認から子どもたちはそれぞれ
やりたい役回りに分かれ、作戦会議です。

真剣、かつ前回より成長しています。

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ちなみに、今回はより雰囲気を出すため、弁護人と検察官にホンモノを
模ったバッヂを(こちら大変好評!)、
そして裁判官にはマントを(こちら大変不評・・・)用意しました。
バッヂ作成のご協力、イシカワアイさん、誠にありがとうございます!
*イシカワアイさんHPはコチラ!http://udu.main.jp/profile/profile.html

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さて、いよいよ開廷です!

今回も目撃者ケン(2号でした)、被告人たろう(村林さん)が登場。

今回はかなり整理された質問が飛びます。

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ポイントとなったのは、

・目撃者はたろう君をちゃんと見たのか?目が悪かった?
・はなこ家の鍵は、ポストに入っていた。たろう君はそれを知っていた!

・たろう君はお年玉でWiiを買った。
・たろう君はWiiを買った場所を覚えていない。
・Wiiが盗まれた日見ていたと言っているテレビの内容を、たろう君は覚えていない。

などなど。


そして今回子どもたちの心境の変化を知るため、節目で目をつぶり挙手して
もらったところ、

<裁判前(ケース説明後)>
検察官4/4、弁護人0/4、裁判官1/5が有罪と考えていた

<目撃者証言後>
検察官2/4、弁護人0/4、裁判官0/5が有罪と考えていた
(目撃者ケンがコンタクトをしていない状態で目撃したことが発覚!)

となりました。

しかし!
無罪に傾いていた雰囲気が、被告人たろう君への質問で流れが一変。


「散歩中にWiiを買ったと言っているが、3万もの大金をもっていた」
「買ったときの領収書はない」
「テレビを見ていたと言っていたのに内容を覚えていない」

などのあいまいな証言が飛び出し、裁判官たちを混乱へと導きます。

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最後に検察官・弁護人それぞれのアピールタイムが入ったあと、
裁判官たちの審議。法廷がざわめきます。

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そして判決。緊張が走ります。

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結果は・・・

「無罪!」

喜ぶ弁護人側。

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とは言え、検察側もよく追い込みました。


決め手はやはり目撃者の目の悪さ(コンタクトしていなかった点)。
「Wiiの指紋を調べるべきだった」などと警察の不備を指摘する鋭い意見も。


前回の「疑わしきは罰せず」という大前提、そしてビデオメッセージでも
裁判官が言っていた「無罪の人を有罪にしては決してならない」という
ことをみんなよーく覚えていました。


この2回の模擬裁判を通じて、我々は、

・自分の意見を持つこと
・人の意見を聞くこと
・その上でみんなで納得する解を見つけること

が大切だというメッセージを伝えたかったのです。
これはみんなが大人になって必ず必要になることでもあるのです。


今回、現役で活躍する弁護士の方にご協力いただくことで、
より説得力を持って子どもたちに伝えることができたかな、と思います。
岡田・村林両弁護士、本当にありがとうございました。


また模擬裁判、やりたいと思います!

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