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2012年4月

2012年4月29日 (日)

【アメリカ視察5日目】NYC Department of Youth and Community Development

ボストンからAmtrakという列車を使って3時間半。

ついに最後の都市NYへと降り立ちました。


本日訪問したのはNYで活躍する
NYC Department of Youth and Community Development。

こちらは市の機関であり、
アフタースクール活動を運営している団体を、
金銭面をはじめスタッフ、プログラム内容等、あらゆる面でサポートする役割を担っております。


本日は土曜日であったため、
週末のダンスオーディションを見に中学校へ行ってまいりました。


こちらはBeacon Programというアフタースクールプログラムのひとつで、
中学生から大学生の前半までが参加するプログラム。

各チームがテーマ(暴力反対、いじめ反対など)を決めて、
それをもとにダンスを踊ります。

本日は約30組のダンスチームがオーディションに参加し、
5月の準決勝、6月の決勝へと駒を進めるのですが、
大変興味深いのはこの発表会自体が目的ではないということ。


もちろんどのプログラムもプロセスが大切ではあるのですが、
オーディションに勝ち抜くためにはダンスのうまさだけがポイントではありません。


ダンスの練習と並行して行う学校へのキャンペーン活動こそが、この戦いを勝ち抜くために必須となるのです。


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プログラム視察の後はオフィスを訪問し、
アフタースクールの評価などに関して話をしました。


今回受け入れをしてくださったDarrylさん自身も、
昔アフタースクールのプログラムに参加したことで人生が変わったのだそう。


小学生に小学生時代体験・学んでしてほしいことを挙げてもらうと、
以下の項目が出てまいりました。

・学校でのアカデミックスキル
・エンパワメント
・リーダーシップ
・コミュニティへの参画、責任感


「社会と接点を持ち始める時期だからこそ、机に座って勉強するだけではなく
外へ出てさまざまな体験をすることが必要」


アフタースクールが持つ多種多様な体験プログラムこそが、
子どもたちが成長する上で大きな影響を持つことを教えてくださいました。

また、アフタースクール運営のコツとして、
保護者の巻き込みやスタッフ研修の大切さなど、
運営における重要なポイントもレクチャーしてくださいました。

各所で出会う素敵なアフタースクールの方々。


一日一日が本当に、感謝感謝の連続でございます。

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2012年4月28日 (土)

【アメリカ視察4日目】City Year+PEAR+Harvardノーム教授

アメリカ訪問記もすっかり後半戦です。


本日は朝一でCity Yearという団体のMTGにお邪魔してまいりました。

City Yearとは、
20前後の若者を小~高校に派遣し、
学校生活で問題を抱えている生徒のサポートをする団体であります。
http://www.cityyear.org/

こちら1988年に誕生し、
いまやアメリカ全土へと拡大、
そして年間約10万人の子どもたちをサポートしています。


本日が8日間の研修の最終日であり、
この団体を立ち上げたハーバード大学のノーム教授の紹介のもと、
少しお邪魔いたしました。


生徒をサポートするスタッフを管轄する、全米から集まったマネージャーの皆さん。


生徒を前に、
保護者や先生とどうコミュニケーションしていくべきかを熱く議論しておりました。


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その後場所を移して、
今度はPEAR(Program in Education, Afterschool, Resiliency)の事務所へ。
http://www.pearweb.org/


こちらでは、学校生活に問題を抱えやすい中学生にフォーカスし、
個別のセラピー支援やグループ活動など、
学校で実際に行っているメンタルケアについてお話をうかがいました。

また、

・アフタースクールへの若者のコミット具合

・教育者における大切な要素

・小学生が小学生時代に学んでおくべきこと


などを聞いてみました。


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そして夜には上記の2つを代表するハーバードのノーム教授とご飯。


・放課後NPOの活動の効果測定

・そのためのプログラムの構成

・活動を広げていくためのポイント

などをアドバイスいただきました。


さて明日は朝一でNYへ。

最後の都市を訪問してまいります!


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2012年4月27日 (金)

【アメリカ視察3日目】Boston After School & Beyond

3日目。


本日はBoston After School & Beyondへ。


ボストンにて市や団体、小学校と連携し、
アフタースクール活動を推進している団体でございます。


代表のChrisさんとはじめ、総勢5名で迎えてくださいました。

・BA&Bは、市と近い距離で、一緒にアフタースクールのアジェンダを組み立てていて、
設定したアジェンダに、それぞれの団体が実施するアフタースクールの基準になっているそう。

・700もある団体のなかで、私たちがパートナーシップとしてつながっている団体は数十であり、
例えばサマーラーニングでは15の団体と協力してプログラムを実施している。

・特に力を入れているのがサマーラーニング。

・子どもたちの表情が大きく変わり、アフタースクールでの様子だけではなく、
学校や家でもその変化が見て取れた。(映像)

・プログラムを実施するだけではなく、その後プログラムの評価をすることが大切であり、
それはスポンサー企業でも個人でも同じ。アフタースクールが子どもたちに
どう影響を与えているかを示す必要がある。


その後、ボストン市内の小学校の放課後へ。


800名の全校生徒のうち、
平均して90名が毎日アフタースクールへ来ているそう。


いろいろと書きたいのですが、出なければいけない時間になりました!


前半はこちらで終了。

今後はハーバードの教授などとのMTGやNYでの週末イベント視察。

今までのアフタースクールの現場視察から、
プログラム評価やスタッフ研修の方法など、
アフタースクールの仕組みづくりへとシフトしてまいります!!

後半戦へ行ってまいります!

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【アメリカ視察2日目】LA's BEST

アメリカ視察2日目。


本日もLA's BESTさんにお世話になりました。


まずはCorporate officeを訪問し、
代表のCarlaさんから立ち上げ時期の熱い熱い話を伺いました。


LA's BESTが生まれたのが1988年。

当時のロサンゼルス市長がアフタースクールの充実化を発表し、
そしてこの団体が生まれました。


アフタースクールは、

・事件、事故に対してトラウマのある子が多く、それを安心させてあげる場所
・事件を未然防ぐために、子どもたちがよい選択をするように導くこと
・自分たちで道を選べることが重要
・子どもたちがリラックスできる場所
・夢や自分の生きる道を見つける場所

そして、

「アカデミックな部分だけではなく、ソーシャル、エモーショナルな成長こそ、
アフタースクールが担うべき部分」

とのメッセージ。

その後はEuclid Elementary Schoolを訪問。


180名もの子どもたちがアフタースクールに参加。

こちらでもダンスにサッカーにテニス、栄養学、理科実験、音読など、
9つのプログラムがそれぞれの場所で伸び伸びと実施されていました。

先生方は若いスタッフばかり。


校長先生やLA's BESTのスタッフの方々は、
「学校との連携が大切」としきりにおっしゃっており、
アフタースクールが子どもたちの退学率や犯罪発生率を下げているリサーチまで出ていることを
教えてくださいました。


後ほどまたゆっくり書かせていただきます!


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2012年4月25日 (水)

【アメリカ視察1日目】LA's BEST

アフタースクール5号です。

4/24(火)からアメリカに来ております。

平岩と2名で、
私たちの原点であるアメリカの放課後NPOを視察するためであります。


そもそも私たちが活動を始めたきっかけが、ここに眠っているのです。

というわけで24(火)17:10に成田空港を出発し、同日の10:50にLAに到着!


訪問したのはLA's BEST。
http://www.lasbest.org/


1988年より、LAの広域でアフタースクール活動を展開している団体で、
本日はプログラムの様子を拝見しました。


訪れたのはGate Street Elementary School。


全校生徒が700名を超える小学校で、
こちらではアフタースクールに約200名が来ているとのこと。

近くにチャイナタウンがあってか、
中国系の子が非常に多く見受けられました。


校門を入ると驚くことに、あちこちでプログラムが展開されておりました。


教室ではモービルづくりを通じて天気を学ぶ教室、
ギター教室、外ではダンス教室、サッカー教室、栄養学、レゴ、コミュニティジャムなど、
その数10個。

各所に指導する先生がおり、
LA's BESTのスタッフや学校の先生が指導していました。

毎月プログラムは変わり、
その都度子どもたちの声などを考慮して構成するそう。

また、各プログラムは学年別に分かれており、
年長、1年生、2~4年生、2~5年生など、発達段階に応じて
プログラムを設定しているそう。

それぞれしっかりと、

・プログラムの狙い
・具体的プラン
・リフレクション

が記されており、プログラムの質を向上させるためのシステムが存在しておりました。


また、スタッフの方々で印象的だったのが、
Travelling Staffというスタッフ。


本日お会いしたラファエルさんのように、
特定の学校に常駐しているのではなく、
通常5・6校をコーディネートしている存在であり、
「各学校のアフタースクールにおいて主にプログラムを担当する」
と生き生きとした表情で語ってくださいました。

まさに私たちの放課後コーディネーターと同じ役割でした。


アフタースクールに参加する子たちは完全無償。

入会金も参加費も一切なし。

個人、法人寄附、助成金などで資金は賄っているようです。


放課後の時間がきっちりと確保されているのも、
アフタースクールが機能している理由にも挙げられる。

基本的には14:30には学校が終了し、(火曜日はさらに早く終わります)
まずはサインインをしたらスナックタイム。
(本日はカップケーキのようなものを食べていたようです)
子どもたちが好きなプログラムの部屋へ移動。

16:30まで楽しんだら、その後1時間は宿題の時間。

「宿題時間は全員が参加しなくてはならない」とのこと。


それから17:30-18:00の間に保護者がお迎え。

ひとりで帰るのは禁止だそうです。


LA's BESTはこうした活動をしている小学校が186校もあり、
そのいずれもがそれぞれの特色を活かしたプログラムを展開。

明日また詳しい内容を聞いてまいります!

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2012年4月20日 (金)

【音楽】ミニミニバンド体験

こんにちは!アフタースクール18号です。

4月になり、新入生が入ってきました。

前回のミニミニバンドは暴風雨のため中止になってしまいましたので、

新学期初めてのミニミニバンドです。
(この活動は、港区NPO活動助成により実施しております。)

 ドラムがある部屋には、興味はあるけど入れない、と言った様子…

初めはドラムの大きな音にびっくりしていた新入生たちも、入ってしまえば楽しい音楽タイム!

キーボードの曲に合わせてドラムを自由に鳴らしました。

自分が叩く音は、どんなに大きくても気にならないようですね♪

きっと本当はみんな、

シンバルや太鼓の音が好きなんだと思います!

それでは今年度も充実したプログラムが行えるよう、

頑張って行きますのでよろしくお願いします!

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2012年4月17日 (火)

【学び】模擬国会開催!

ひさびさの2号です。

今回は、元文部科学副大臣でいらっしゃる鈴木寛参議院議員の
「模擬国会」プログラムです。

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私2号も間近で国会議員のお話を聞くのは初めて。
何だかすごい予感です。

まずは「政治家」の仕事についてのお話。
実は大人もあまり知らない、普段国会議員がしている仕事。

“大人も学びになる”アフタースクールプログラム、です。

非常にわかりやすく教えてくれました。

国会議員の仕事は主に4つ。
1つ目からインパクトありますね。

①総理大臣を選ぶ 

(そう、総理大臣は国会議員しか選べない!)

②税金の使い道を決める 

(ここの説明が子どもたちにとって一番難しかったか。
 印象に残ったのは、「税金を下げると教科書は有料になる」という話。
 国会議員はこういった矛盾を日々議論し調整しているのですね)

③警察の使うルールを作る (こちらも国会議員だけ!)

④たとえば2020年東京オリンピック誘致、などいろいろな人が関わること
 をまとめる

こういった話でした。

さて、それを踏まえいよいよ子ども国会開催です。

テーマはずばり、「2020年東京オリンピック」に賛成?反対?

賛成派反対派に分かれると、なんと、11対11、ピッタリに分かれました!
意外と反対派が多いのですね。驚きです。

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まずは賛成反対に分かれ、ポストイットを使い、その理由を書きます。

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反対派
「空港が混乱する」「ホテルがなくなる」「外国から病気が入ってくる」
「足が速い人しか出られないのはさみしい」
など、なかなか説得力あり。

賛成派
「入ってくるお金で被災地を助ける」「スポーツは元気を与える」
などこちらも正統派。

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しかし小学生は頭が柔らかい!
たくさんの意見が出ていました。

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それを模造紙に貼り付け、6年のリーダー(党首!?)が似ている意見をまとめ、
発表していきます。

そして最後に質問疑問のぶつけ合い。
さて、自分たちの主張が通るか!?

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それぞれ意見を出し合った後、賛成反対を再度問います。

結果は・・・

賛成10、反対11  東京オリンピックは反対!となりました。

(1名途中退席のため、賛成が1票減りました!笑。
 なお、国民の意見は65%が賛成だそうです。)

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模擬国会、これにて閉幕。
最後に記念写真をパチリ。

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今度、国会見学に行きたいですね。
より深く見学できる気がしますね。

鈴木寛議員、ありがとうございました!

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2012年4月 1日 (日)

【食】ごくごくまぜまぜぺろ♪牛乳・納豆で親子ワークショップ

こんにちは!14号です。

今回はap bankさん、kurkkuさん主催のFood Relation Network
というイベントで食のおやこワークショップを開催してきました!
http://frfes.apbank.jp/schedule/vol04.html
会場は東京ミッドタウンです。

「牛乳」・「納豆」それぞれの生産者さんをお招きして、
美味しさの秘密を教えてもらい味比べしました。

牛乳ははるばる島根から来てくださったシックスプロデュースの洲濱さん
http://www.sixth-produce.co.jp/
こちらは他2種類入れて、3種の牛乳の飲み比べ!
その味の違いのひみつを教えてもらいました。

納豆は東京の青梅で生産をしている菅谷食品の加藤さん
http://www.sugaya.co.jp/
納豆の成分から作り方までいろいろとお聞きし、
納豆がまぜればまぜるほど美味しくなるのを体験してもらいました。

まず、開催前は準備から始まるので、その写真も一枚

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午前中一回目はシックスプロデュースさんの洲濱さんによる牛乳
素敵な牛の帽子をかぶって、お話ししてくれました。
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まずは、左の紙芝居(シックスプロデュースさん作)を使って
とっても可愛い、子どもたちの入り込みやすい絵でいろいろお話ししてくれます。

集まった人も予想以上でテントからはみ出しています!
牛乳好きはやはり多いようです。

こちらはリンゴを使って牛さんが一日に食べる草の量を教えてくれました。
みなさんどのくらいだと思いますか・・・?
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正解は40キロ!
約りんご140個分ほども食べてしまうそうです。

また、シックスプロデュースさんの牛の生活は放牧生活
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牛さんたちに牛舎はなく、
このパネルのように四季をすべて自然の中で過ごし
ノーストレスの生活をしているようです。

それを聞いて飲んだ方は、確かにストレスのなさそうな牛から出た
乳の味がすると思ったかもしれません。(実際私はそう思いました)

また、今回は飲み比べだったので、下の3つを飲み比べました。
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それぞれ、低温で時間をかけて殺菌する場合、
高温で一瞬で殺菌してしまう場合があるなど作り方の違いや
牛さんたちの育ち方の方法の違いによる味の違いを教えていただき、
参加してくれた親御さんたちも「ふむふむ」という感じだったようです!

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本当に3つともわかりやすく味が違って、説明もわかりやすく
テントの外から見ていたたくさんの観客の方々からも
「勉強になったわー」という声が聞こえてきました。

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もちろん子どもたちもこの牛乳を飲んで
「美味しい!」と微笑んでいる子がたくさんでした。
小さい子も口から少しこぼしながらも
お父さんに二口目を求めるしぐさが見られたりとほほえましい様子もうかがえました。

2つめのワークショップは菅谷食品の加藤さんによる納豆!
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まず、宣伝とサンプルづくりのために
納豆まぜ1000回にチャレンジ!
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それに誘われてか、人がたくさん集まってくれました!
こちらの生産者の加藤さんはとても雄弁な方で
特にお母さんたちが聞き入っています!
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最初はちょこっとクイズ!
「納豆の正体はなんだ?」と聞くと
「大豆!」とすぐに答えが出てきます。
しばらくすると「水!」と2つ目も
しかし、3つ目は難しかったらしくお子さんからは出てこず、、、
「納豆菌」はまだ子どもに馴染みがなかったかもしれませんが
きっとみんなここで覚えたと思います。

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クイズの後はさっそく試食!
まずはまぜずに一口ペロリ
この時も「おいしい!」という声が!
元々がおいしいからそうなのでしょうが、みんなで10回、50回・・・と
たくさん混ぜていくと・・・
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「たくさんまぜた方がおいしい!」と
みんなのまぜる手はとまりません。
小さいお子さんもお母さんたちにまぜてもらって食べていて、
意外にも納豆好きの子どもが多いことが判明した時間でした!

その後は、納豆の作り方やあれこれ知識を教えていただきました。

後で、参加した子たちに聞いてみると
かなりパーフェクトに覚えていてビックリ!

一度目に参加したノリノリの男の子たちは2度目の回で
宣伝も手伝ってくれました!
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こんな感じでワークショップ前に一緒に混ぜてくれる子もいたりして
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子どもにとって納豆は「まぜて楽しい!食べて美味しい!」食べ物なんだと実感しました!

午後の回も大盛況で
全体で約120人の方々が参加してくれました!

普段の生活によく登場する牛乳や納豆!
その美味しさの秘密や作られる裏側を知り、
子どもも大人もまた食に対する考えが深まったのではないかなと思います。

なにより「おいしい!」ものに出会えた喜びは間違いなく忘れないと思います。

本当に美味しい牛乳と納豆を提供していただき、
わかりやすく楽しいお話を聞かせてくださった
洲濱さん、加藤さん!
ありがとうございました!!


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このプログラムは、日本財団助成事業により実施することができました。
ご支援誠にありがとうございました。
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