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2013年11月 1日 (金)

【文化】ヒンメリを知っていますか?@世田谷区内の小学校

こんにちは。

34号でございます。
先日、世田谷の小学校でヒンメリ作家のおおくぼともこさんに来ていただき
みんなで大きなヒンメリを作り上げました。

「ヒンメリ」と書かれても、ご存じの方は少ないのでは無いでしょうか?
ですので、こども達にも「ヒンメリを知っていますか?」というタイトルで

探求心をくすぐってみました。
参加者は1年生から6年生まで30名、キャンセル待ちが出て、
「キャンセルあった?」とのぞきに来てくれる子もいました。

まずは、おおくぼ先生から麦わらの扱い方や、切り方を教えてもらいます。
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こども達も身近なようでいて、触れたことの無い麦わら。
興味津々で聞いています。

意外に強く、昔はこれをストローにしていた、と聞いてびっくり。
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これから作るヒンメリの展開図を描くおおくぼ先生。

慣れていけば、自分で展開図を描いて、
どんな立体を作り上げるのも自由なんですね。
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まずは、同じ長さに麦わらを切りそろえていきます。
長さがきちんと揃っていないと、出来上がる正八面体がゆがんでしまう。
正確さが大事なのですね。
こども達にはこの作業が大変だったようです。

さすがに六年生は上手で早かった〜。
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次は、長い布団針のような針に糸を通し、切りそろえた麦わらを展開図のように
つなげていきます。

大人としては、針を使うのでこの作業が大変なのではないかと思っていました。
ところがどっこい、1年生も上手に針を使います。
時間差はあれど、1年生から6年生まで全員自分で針を扱えました!!
いやはや、子どもとは不思議な力の持ち主です。
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こうして出来上がってゆく、かわいい正八面体たち。
シンプルでとても美しいです。
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あぁ、かわいいっ。

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みんなが作った正八面体のヒンメリを、おおくぼ先生が紡いでいきます。

どんな形になっていくかは、その時次第!
まさにライブです!

だんだん大きくなっていくヒンメリはとても感動的です。
早い子は、二個三個と作り進め、どんどん大きくなっていきます。
こども達は集中し、黙々と作っています。
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ほぼ出来上がってきたヒンメリ。

ここで、おおくぼ先生からヒンメリについてのお話しと、こども達からの質問です。
ヒンメリとは北欧フィンランドの伝統装飾であり、麦わらで作られた幾何学的な
モビールは神聖な祈りの結晶であると同時に神の依り代となるのです。
日本の注連縄と似ていますね。

光と影、太陽と月、天と地、ヒンメリは相対するモノを結ぶもので、
それはキリスト教が伝来する以前に作られていたと、

お話しする先生を真剣に見つめています。

ヒンメリがゆれて、角度が変わり、その中に星が現れる。という
先生のお話に感動した。と、高学年のアンケートに書かれていました。
ヒンメリに関する文献が日本には勿論、フィンランドにもあまり無い中
資料を集めて勉強し、試行錯誤をくり返しながら研究を重ねていかれたそうです。

何よりも、情熱が人を動かすのですね。

こども達からの質問は、小学生の時はどんな遊びをしていましたか?

どこ小学校の出身ですか?
どこ中学校の出身ですか?

あ、、、質問はヒンメリじゃないんだ・・・。(笑)
子どもは子ども時代に興味を示す。のね。
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できあがった、ヒンメリ。

とても優雅で美しいです。
こども達は「持って帰りたい」「持って帰りたい」「今度いつ来る?」と連呼です。
お家の人に見せてあげたいんだね。

今日は学校で教わらない大切な事を教えていただいたこども達。
伝統装飾の中にこめられた願いと、万物は繋がっていると既知していた昔の人達、
そしてその中にある芸術性の高さ。
今日、教えていただいた事が、美しいヒンメリと共に子ども達の心にずっと
残ることを願うばかり。

参加した子から
「帰って早速ストローでつくりました!!」と嬉しいメールをいただきました。

とても貴重な体験と時間をいただき、おおくぼともこ先生ありがとうございました。

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